2歳馬だから?それとも中山だから? ~朝日杯FS

今日の朝日杯FSは本命をサダムパテックにしたのですが、実は先週のレーヴディソールほどの自信はありませんでした。レーヴディソールの単勝160円に対して、サダムパテックの単勝は180円。オッズは似たような倍率でしたが、サダムパテックはちょっと売れすぎかなと思っていたのです。

サダムパテックの前走である東スポ杯のパフォーマンスは見事で、3馬身半差の完勝にはケチをつける部分がありません。
不安の原因は、やはり朝日杯が行われる中山芝1600mのコースにあります。極端に外枠が不利(過去10年で7,8枠は連対1頭)で、時計がかかりまた直線が短く差しが効きにくいので、東京の馬場とは違った能力が求められます。
サダムパテックは、東京では長い直線を活かして差を広げましたが、短い中山の直線であのパフォーマンスが再現できるのか、一抹の不安があったのです。

結果としてその不安は当たって、サダムパテックは差し届かず4着。
ただ4コーナーから直線はスムーズに上がっていって、あとは差しきるかと思ったのに、坂で意外に伸びず、逆に後ろからきたグランプリボスに差されてしまいました。これは中山の適性以前の問題かもしれません。

先週の阪神JFで破れたダンスファンタジアについての藤沢和師のコメントで、「3戦目になるから気難しさが出てくることも考えていたが」というのがあり、数戦体験すると掛かるようになる馬がいることを初めて知ったのですが、サダムパテックもパドックはうるさく、また道中も掛かり気味に見えました。
最後に伸びなかったのは、そのあたりが原因なのかもしれません。

いずれにしてもキャリアが浅く、また気性的にも幼い2歳馬は、ある意味あてにならない部分が大きいのも確かです。それも考慮に入れて、馬券を買う必要がありますね。

ちなみに、今回はサダムパテックからの流し以外に、有力3頭(リベルタス、リアルインパクト、グランプリボス)のボックスも押さえていたので、事なきを得ました。
しかしサクラバクシンオーの子供が1600mのG1を勝ったのは、ちょっとした驚きでした。これで来年のクラシックで活躍すれば、短距離向きというイメージを大きく覆す快挙となるでしょう。
ぜひよい意味で、期待を裏切る場面を見たいものです。

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